映画『グリーンブック』などで人気の俳優マハーシャラ・アリが、人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイア・ハンターを演じている映画『ブレイド』。最新作のキャスティングに関しては秘密になっている情報が大変多い。今回は現地のメディアを元に、キャスティング情報を紹介。

最新作『ブレイド』
公開日1年近く延長

映画『ムーンライト』などで人気の俳優マハーシャラ・アリが、人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイア・ハンターを演じる本作。当初メガホンを取る予定だったバッサム・タリク監督は、クランクインの約1か月前に降板。プリプロダクションは一時中断となり、全米公開日は2023年11月3日から2024年9月6日に延期となった。

この作品の脚本を担当するのは、映画『ボクらを見る目』(2019)、『コリン・イン・ブラック・アンド・ホワイト』(2021)のエピソードを執筆したマイケル・スターバリー。

米Deadlineは、映画『X エックス』(2022)や、『パール』(2022)で人気の女優ミア・ゴスが、新しく作品のキャストに加わると報じている。また、カナダニュースサイトScreen Rantによると、この作品の製作のために、マーベル・スタジオが新しいクリエイティブ・チームを雇う必要が出たため、どうやら作品を現実的にするのに多くの時間が掛かってしまうという問題に直面しているようだ。

女優ミア・ゴスがこの映画で誰を演じるのか、詳細は今だにまだ明かされていないが、マーベルのコミック『ブレイド』に起用されているキャラクターになる可能性が高いと言われている。

また、俳優デルロイ・リンドーも、2021年11月に謎の役でキャスティングされており、当時の報道によると、ジャズ演奏家にしてヴァンパイアハンターであるジャマル・アファリ役ではないかとの憶測があったようだ。

コミックの『ブレイド』内で、ジャマル・アファリはブレイドの面倒を見るメンターの役割を担っていた。しかしながら、デルロイ・リンドーが本作でジャマルを実際に演じるかどうかはまだわからない。

SFドラマシリーズ『KRYPTON/クリプトン』で活躍した俳優アーロン・ピエールも本作のキャストとして選ばれているが、どんな役を演じるのかは不明となっている。

また海外メディアThe Directによると、14歳の女優ミラン・レイが本作のキーキャラクターとしてキャスティングされ、その年齢の若さから、彼女が主人公ブレイドの娘・ファロン・グレイを演じる可能性を指摘しているようだ。

本作で興味深いのは、マハーシャラ・アリ以外の俳優陣が何役で登場するのかを伏せたままにしている部分だ。ほとんどのMCU映画では、作品のキャスティングが決まると、少なくとも数名のキャラクター情報が明らかになるのが一般的だ。

その内容を考慮すると、本作の内容がどれほど秘密にされているかを伺うことができ、これまでの報道のように、今年の春に撮影が行われるのであれば、キャスティングや、俳優陣が何役で登場するかなどの情報がもうすぐ発表されるに違いない。

マーベル・スタジオがリブート作品である映画『ブレイド』の詳細を明かすまで、そう長くはないことを祈りたい。

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