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最もイカれた戦争映画…。『地獄の黙示録』カーツ大佐はなぜ狂った? ワルキューレに込められた意味、特別完全版との違いを考察

text by 編集部

アカデミー賞 - 撮影賞、音響賞
ゴールデングローブ賞 - 監督賞、助演男優賞、作曲賞
全米映画批評家協会賞 - 助演男優賞
英国アカデミー賞 - 監督賞、助演男優賞
カンヌ国際映画祭 - パルム・ドール
国際映画批評家連盟賞 - フランシス・フォード・コッポラ

演出:
16点
脚本:
10点
配役:
17点
映像:
18点
音響:
18点

映画『地獄の黙示録』を、あらすじ(ネタバレ)、演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で解説。謎めいたタイトルの意味とは? 特別完全版、ファイナルカット版との違いを解説。「ワルキューレの騎行」を始めとした音楽、サーフィン狂いのキルゴア大佐の狂気とは? 多角的な視点で明らかにする。<あらすじ 解説 キャスト 評価 レビュー>

映画『地獄の黙示録』のあらすじ

1969年のアメリカ。ベトナム戦争が長期化し、兵士たちは先の見えない戦いに疲弊しきっていた。

戦地から帰国したウィラード大尉(マーティン・シーン)は、上官から指令を受け、再びベトナムの地に足を踏み入れる。ウィラードに課せられた任務は、アメリカ陸軍のカーツ大佐(マーロン・ブランド)の暗殺である。

カーツは優れた軍人として知られた人物だったが、次第に常軌を逸した行動を取るようになり、現在はカンボジアの奥地に王国を築いて暮らしているという。ウィラードは軍艦に乗り込み、カーツのいるジャングルの奥地を目指す。

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