実写版『グランツーリスモ』はどんな話…? 相次ぐ人気ゲーム実写化。傑作を期待する声も? キャスト&あらすじを紹介
今年9月15日(金)に、人気レーシングゲーム「グランツーリスモ」が映画となってスクリーンに登場する。本作は「GTアカデミー」の9万名の参加者から、本物のプロレーサーとなったイギリス出身のレーシングドライバー、ヤン・マーデンボローを描いた作品だ。早速現地メディアに基づき、その詳細を確認していく。
ゲーマーがプロのF1レーサーに…! 衝撃の実話を映画化
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは最近、人気ビデオゲームの映画化に大きな力を注いでいる。
俳優トム・ホランドとマーク・ウォールバーグが共演した『アンチャーテッド』や、マーベル作品の常連俳優であるアンソニー・マッキーが主演を務める『ツイステッド・メタル』、そして『ゴッド・オブ・ウォー』に、『ホライゾンゼロドーン』など、その勢いは止まることを知らず、今年9月15日(金)には、日本初の人気レーシングゲーム『グランツーリスモ』の映画作品が公開される予定だ。
米colliderによると、本作では、レーシングドライバーのヤン・マーデンボローが登場し、ゲーム内でしか車の運転を経験したことがない彼が、ゲームの世界からカーレースに出場し、本物のプロレーサーになるという前代未聞の実話について描かれる。
また、彼がアカデミーを経て自身の夢を実現し、レース以外の私生活や恋愛などの困難に直面するサイドストーリーも見どころとなっているようだ。
マーデンボローは、GTアカデミーと呼ばれる、世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するプログラムに参加する。
そこで、仲間のレーサーたちを圧倒する程のドライビングテクニックを披露する彼は、チーム・日産のドライバーとして、実際のレーストラックで走ることとなる。
主役のマーデンボローを演じるのは、映画『ミッドサマー』にも出演するイギリス人俳優のアーチー・マデクウェ。その他のキャスト陣も、豪華な顔ぶれが揃っている。
人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズにて、ジム・ホッパー署長を演じる俳優デヴィッド・ハーバーは、マーデンボローのトレーナー役を演じる。
さらに『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのウィル・ターナー役で知られる俳優オーランド・ブルームが、GTアカデミーからマーデンボローをサーキットに送り出す日産のマーケティング担当重役を演じるようだ。
ゲームの世界から、現実の世界で活躍するレーサーが現れるという刺激的なストーリー内容は、大きな人気を呼ぶ作品になること間違いなしだ。
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