⑨『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年製作)
リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。スターへの道が拓けず焦る日々が続いていた。そんな彼を支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、親友でもある。
エンタテインメント業界に精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる。
自分たちとは対照的な2人の輝きに触れたリックは、俳優としての光明を求めイタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが—。
本作では、ワインスタインのセクハラ問題が原因となり、新たな製作会社での映画作りに挑むタランティーノの撮影中の様子が映されている。
以上、タランティーノの過去作を本作で明かされる注目ポイントと共に一挙に振り返ったが、これらはほんの一部に過ぎない。ラストまでひと時も目を離せない、驚くべき撮影裏のエピソードの数々と貴重な映像をぜひ劇場でお楽しみいただきたい。
『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』【STORY】
『レザボア・ドッグス』の伝説の耳切りシーンはこうして生まれた!『パルプ・フィクション』のジョン・トラヴォルタの役は、別の俳優の予定だった!
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「クエンティンに殺されると思った」と語るダイアン・クルーガー、『イングロリアス・バスターズ』で何が?『ヘイトフル・エイト』の天才的脚本の裏側。最後にティム・ロスが「少し知っている」と明かす引退後の計画とは?謎めいたタランティーノの頭のなかを、ぶった斬る!
【作品情報】
監督・脚本:タラ・ウッド
出演:ゾーイ・ベル/ブルース・ダーン/ロバート・フォスター/ジェイミー・フォックス/サミュエル・L・ジャクソン/ジェニファー・ジェイソン・リー/ダイアン・クルーガー/ルーシー・リュー/マイケル・マドセン/イーライ・ロス/ティム・ロス/カート・ラッセル/クリストフ・ヴァルツ
2019年/アメリカ/英語/101分/原題: QT8: THE FIRST EIGHT/R15+/日本語字幕: 高橋彩
配給:ショウゲート
公式HP:https://qt-movie.jp
© 2019 Wood Entertainment
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