男女3人の出会いと別れを瑞々しく描く“第2の処女作”
『勝手に逃げろ/人生』
放送日:11月27日(日) 6:00~ [PG12相当]
<あらすじ>
ライターのドゥニーズはTVディレクターの恋人ポールに別れを切り出し、田舎暮らしを始めようと決意。住んでいた部屋を広告に出し、レマン湖のほとりを自転車で駆け抜ける。一方、ポールは別れた妻子と月に一度面会するだけの関係に虚しさを感じていた。そんなある日、一人になったポールは娼婦イザベルに声を掛けられ、客となる。イザベルは田舎から都会へ出て新しい生活を始めるため、偶然ドゥニーズの空き部屋を見つける。
名作絵画を映像で再現──。映画監督の情熱と苦悩を圧巻の映像美で魅せる
『パッション(1982)』
放送日:11月28日(月) 6:00~
<あらすじ>
映画監督のジェルジーは、スイスの小さな村で『パッション』という題の映画を撮影中。その作品は、レンブラントやドラクロワの名画を、扮装したり裸になった俳優をカメラの前で静止させ映像で再現するというものだった。しかしジェルジーは光の具合に納得いかずNGを連発し、やがて予算オーバーで製作中止の危機に陥る。さらに、撮影隊に宿を提供した工場主の妻と、工場を不当解雇された女性従業員の間でジェルジーの心は揺れる。
理解するのではなく、ただ感じるのだ──天才・ゴダールが贈る18景の詩的ファンタジー
『右側に気をつけろ』
放送日:11月29日(火) 6:00~
<あらすじ>
“白痴”と呼ばれる公爵殿下は、映画を1本作って夕方までに届ければ過去の罪を許されることになり、早速ドストエフスキーの「白痴」とフィルム缶を抱えて旅に出る。搭乗した飛行機を操縦する提督とその妻は、殿下の作った映画を我が物にしようとする。一方、ミュージシャン2人組は、新たな音楽を創造すべくスタジオで模索。また、自分を異星人ではないかと疑う男は、様々な姿に変身しながら行く先々で人々と対峙する。
「ザ・シネマ」とは?
ザ・シネマは、王道のハリウッド大作から、未ソフト化/ソフト廃盤の激レア作やミニシアター系作品、懐かしのTV吹き替え版まで、洋画ファンの「見たい!」に応える洋画専門チャンネル。スカパー!、J:COM、ケーブルTV、ひかりTV、au ひかり 等で視聴が可能となる。
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