ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』首位奪還!『夜明けのすべて』など新作も3本ランクイン 【週末興行ランキング】

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』首位奪還!『夜明けのすべて』など新作も3本ランクイン 【週末興行ランキング】

text by 編集部

2月5日、興行通信社より週末映画動員ランキング(2月9日~2月12日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。前回、首位を獲得した『「鬼滅の刃 」絆の奇跡、そして柱稽古へ』をはじめ、松村北斗&上白石萌音W主演作『夜明けのすべて』など新作の動向は?

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が1位に初登場!

© 創通・サンライズ
© 創通サンライズ

今週の動員ランキングは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(バンダイナムコフィルムワークス/松竹)が、週末3日間で動員24万7000人、興収4億4900万円をあげ、再び1位に返り咲いた。

累計成績は、振替休日となった2月12日(月)までに動員163万5000人、興収26億8400万円を突破。1982 年公開の「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」(興収23 億円)を超え、数あるガンダムシリーズ劇場公開作の中でナンバーワンの興収を更新した。2月9日(金)からは4DX・MX4D・ドルビーシネマの上映も始まり、リピート鑑賞するファンも続出している。

2位には、前週1位で初登場した『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(東宝/アニプレックス)が続き、週末3日間で動員20万4000人、興収2億9400万円を記録。公開11日間の累計成績は動員87万4000人、興収12億5000万円となっている。

3位は前週と同じく『ゴールデンカムイ』(東宝)が入り、週末3日間で動員15万8000人、興収2億4100万円をあげた。公開25日間の累計成績は動員142万2000人、興収20億8500万円を記録。ヒット記念及びファンのリクエストに応え、札幌、東京、大阪の3劇場で2月23日(金・祝)に応援上映の開催も決定した。

4位には、瀬尾まいこの同名小説を三宅唱監督が映画化した『夜明けのすべて』(バンダイナムコフィルムワークス/アスミック・エース)がランクイン。パニック障害を抱えたことで人生が一変する山添くんを松村北斗、PMSによって月に一度イライラが抑えられず怒りを爆発させてしまう藤沢さんを上白石萌音が演じ、同志のような特別な関係性を築いていく。

5位には、土橋章宏の同名小説を基にムロツヨシが吉良上野介とその弟・孝証を一人二役で演じる『身代わり忠臣蔵』(東映)が初登場。監督は河合勇人、共演は永山瑛太、川口春奈、林遣都、他。

7位には、世界的ヒットホラーゲームをブラムハウス・プロダクションが実写化した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(東宝東和)が登場。監督はエマ・タミ、出演はジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・レイル、パイパー・ルビオ、他。

また、公開13週目を迎えた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(東映)が前週より大幅ランクアップで8位に再登場。“最後の御礼!”と題して、来場者特典第6弾が2月10日(土)から数量限定で配布されたことも後押ししたとみられ、累計成績は動員185万5000人、興収26億5400万円を突破した。

今週は劇場版『ガンダムSEED』が再び1位を獲得。前週、前々週に引き続き首位の入れ替わりが激しく起こるランキング結果となった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年2月9日~2月12日)

1(2)『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』:3週目
2(1)『「鬼滅の刃」 絆の奇跡、そして柱稽古へ』:2週目
3(3)『ゴールデンカムイ』:4週目
4(初)『夜明けのすべて』:1週目
5(初)『身代わり忠臣蔵』:1週目
6(4)『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』:8週目
7(初)『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』:1週目
8(-)『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』:13週目
9(5)『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』:10週目
10(8)『ゴジラ-1.0』:15週目

【関連記事】
柱稽古編の出来栄えに鳥肌…とにかく泣ける理由とは? 映画 『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』徹底考察&評価レビュー
『逆襲のシャア』のオマージュも…ファン大興奮の仕掛けとは? 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』考察&評価
松村北斗の演技はなぜ心を揺さぶるのか? “嘘のない芝居”の魅力とは? 映画『夜明けのすべて』徹底考察&評価