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パルプ・フィクション【ネタバレあり】あらすじ

魅力的なミアに男心をくすぐられるヴィンセント。ディナーを終え、家に送り届けると、ミアはヴィンセントが目を離した隙にヘロインを大量吸引。ヴィンセントは心肺停止状態のミアを知り合いの売人のもとに運び、アドレナリン注射の荒治療でなんとか助けることに成功する。

主人公はヴィンセントから落ち目のボクサー・ブッチ(ブルース・ウィリス)へと変わる。ブッチはマーセルスの命令を無視して試合に勝ち、八百長を台無しにしたため、ギャングに追われる身となった。恋人と街を出ようとするも、父の形見である金時計を家に忘れたことを思い出し、車をUターンさせる。自宅に戻ると、追っ手であるヴィンセントがいる。ブッチは丸腰のヴィンセントを射殺する。

ブッチは急いで街を出ようとするが、道の真中でマーセルスと遭遇。車でマーセルスを轢き、近くの質屋に駆け込むも、追ってきたマーセルスと取っ組み合いになる。それを見かねた店主の男は銃を突き付け、縄で自由を奪う。地下室で監禁されるハメに陥ったブッチとマーセルス。男色趣味のある店主は仲間を呼んで2人を犯そうとしている。ブッチはマーセルスが犯されている隙に縄をほどくことに成功。店主とその仲間を日本刀で斬り殺し、マーセルスを助ける代わりに、八百長を無視した罪を見逃してもらうのだった。

一方、任務を終えたヴィンセントとジュールスは、人質を車の後部座席に乗せて帰路につく途中だ。ギャング引退の決意を固めたジュールスに対し、「弾が当たらなかったのは単なる偶然だ」と口論をふきかけるマーセルス。口論がヒートアップすると、ヴィンセントは勢い余って後部座席の人質を誤って撃ち殺してしまう。

血だらけの車で走行していると警察に捕まってしまう。焦ったジュールスは、友人のジミー(クエンティン・タランティーノ)の家に駆けこむも、ジミーは迷惑そうな様子だ。その後、マーセルスから指令を受けた組織の「掃除家」ことウルフ(ハーヴェイ・カイテル)が現れ、ヴィンセントとジュールスに的確な指示を飛ばし、死体処理と車両清掃をあっという間に終わらせる。ヴィンセントとジュールスは血まみれのスーツを脱ぎ、ジミーから借りたTシャツと短パンに身を包んだ。

舞台は再び移り変わり、冒頭のレストラン。奇跡のおかげで、無事任務を終えたヴィンセントとジュールスが、Tシャツ短パン姿で朝食をとっている。パンプキンとジョディは店内にプロの殺し屋がいるとはつゆ知らず、強盗騒ぎを起こすが、2人によってあっという間に制圧されてしまう。ジュールスはパンプキンとジョディを優しく諭し、自身の財布だけ返してもらうと、ヴィンセントと共に店を出るのだった。

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