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「『ゴジラ-1.0』のショットを真似した」映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』の監督が山崎貴監督から受けた影響を語る

text by 編集部

間もなく日本でも公開される映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』。アダム・ウィンガード監督は、映画『ゴジラ-1.0』のある瞬間に触発され、映画の内容を土壇場で変更したと明らかにしたと、現地メディアscreen Rantが報じている。早速その内容を見ていこう。

映画『ゴジラ-1.0』の予告を見て変更点を加えたシーンとは?

映画『ゴジラ-1.0』(東京国際映画祭)【Getty Images】
映画ゴジラ 10東京国際映画祭Getty Images

映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(2024)のメガホンを取るアダム・ウィンガード監督は、土壇場での作品内容の変更について、映画『ゴジラ-1.0』(2023)にインスパイアされた、と明かした。

映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』では、映画『ゴジラVSコング』(2021)の後、モンスターバースの現代的な物語が続き、世界各地で地下から未知の脅威が姿を現し、街の人々がたちまち混乱の渦に巻き込まれる。

本作のキャストには、映画『未来のミライ』(2018)のおかあさんの声(英語版)を演じている女優レベッカ・ホールや、実写版『美女と野獣』(2017)の野獣の姿になった王子を演じた俳優ダン・スティーヴンスらが名を連ねている。

映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』の公開を目前に控え、ウィンガード監督は、山崎貴の映画『ゴジラ-1.0』の映像にインスパイアされ、土壇場で『ゴジラ×コング 新たなる帝国』に変更点を加えたことを、米Deadlineに説明した。

山崎貴の『ゴジラ-1.0』の長編の予告編では、ゴジラが地面を踏みつけるショットが見られ、ウィンガードは『ゴジラxコング 新たなる帝国』で使用したショットとの類似点を見つけ、視覚効果編集者に、そのショットを再現するよう、すぐに依頼したようである。

そして、ウィンガードは以下のように語っている。

「そうだね。この映画のポストプロダクションの最中に『ゴジラ-1.0』の予告編が公開されていましたが、私はまだ見ていませんでした。しかし予告編を見たとき、ゴジラが足を地面に押しつけ、地面を押し上げているショットがありました」

「同じようなアングルからのショットを2、3カ月前から制作していましたが、上手くいきませんでした。でも、あの『ゴジラ-1.0』のショットを見た瞬間、”これだ!”と閃いたんです」

「それで携帯電話を持って視覚効果担当の編集者のところに行き、YouTubeの予告編を見せました。彼らへのちょっとしたオマージュとして、そのショットをコピーし真似たんだ」

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