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DCEU最後の作品『アクアマン 失われた王国』

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DCEUとは、DCエクステンデッド・ユニバースの略称であり、DCコミックスを基にしたスーパーヒーロ映画のフランチャイズである。

近い存在としてマーベル・コミックを元にしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)がある。どちらもコミックを原作としたスーパーヒーロー映画であるが、その命運は別れることとなった。

まずDCEUであるが、15作品目である本作『アクアマン 失われた王国』が最後の作品であることが決定しており、その後はDCU(DCユニバース)として展開されていく予定である。

その原因として、DCEU作品の興行収入が不調であることが挙げられる。

スーパーヒーロー単体作品である『ワンダーウーマン』(2017年)、『アクアマン』(2018年)、『ジョーカー』(2019年)は高い興行収入と評価を得ている一方、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)や『ジャスティス・リーグ』(2017年)が低い興行収入と評価を得ており、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)はDCU(DCユニバース)として再編されることになったのである。

ではなぜ、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)になり得ることが出来なかったのか?

次はその原因がどこにあるのかを紐解いていく。

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