『ブレードランナー』【ネタバレあり】あらすじ
この4体のレプリカントの情報を得るため、デッカードは開発者のタイレル博士を訪ねる。そこで彼の秘書のレイチェルに出会うが、彼女もレプリカントだった。
レイチェルは人間の記憶を植え付けられており、自分がレプリカントであることを知らなかった。しかしデッカードに出会い、自分がレプリカントであることを知ると混乱する。
デッカードは逃亡したレプリカントのリオンの足跡をたどり、歓楽街で踊り子に扮していたゾーラを発見すると、射殺することに成功。するとブレードランナーの仲間がデッカードの元へやってくると、レイチェルが博士の元から姿を消したと聞き、彼女のことも解任するように命じられる。
その直後、リオンに襲われるが、デッカードは駆けつけたレイチェルに助けられる。デッカードはレイチェルを自宅に招くと、彼女は「自分のことも解任するのか」と聞いた。デッカードは「自分はやらないが、他の誰からやることになる」と告げると、2人はキスをして抱きしめあった。
そのころ、レプリカントのバッティはタイレル社のセバスチャンに近づき、彼を脅してタイレル博士に会う。バッティは自分たちの寿命を伸ばすように要求するが、技術的に不可能であり、拒否されるとタイレル博士とセバスチャンを殺して逃亡した。
この一報を聞きつけたデッカードは、セバスチャンの高層アパートに潜んでいたプリスと格闘し、射殺する。
そこへ帰ってきたバッティと出会うと、デッカードは戦闘に長けているバッティに追い詰められる。アパートの屋上に逃れたデッカードは、隣のビルに飛び移ろうとするが、足を滑らせて宙吊りになってしまう。
だが、戦いの最中、自分の寿命を悟ったバッティはデッカードを助けると、最後の言葉を述べると永遠の眠りについた。
事件解決後、デッカードはレイチェルの身を案じ、慌てて自宅へ戻るが、彼女は生きていた。デッカードはレイチェルを連れてアパートから出ると、2人は旅立つのであった。