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東洋音楽と西洋音楽の融合ー音楽の魅力

マイケル・ジアッキノ
音楽担当のマイケルジアッキノGetty Images

音楽を担当しているのは、マイケル・ジアッキノ。『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)でアカデミー賞作曲賞を受賞した映画音楽家だ。

ジアッチーノは、ネパールの密教をテーマとした本作らしく、東洋的なエッセンスを盛り込んだスコアを作曲。とりわけエンディングテーマである「The Master of the Mystic End Credits」には、従来の電子音楽にインド音楽のエッセンスが盛り込まれており、神秘的なムードの漂う楽曲に仕上がっている。

また、「Strange Days Ahead」も、金管楽器や弦楽器といったオーケストレーションに神秘的なティンパニの音がプラスされており、そこはかとなく東洋的なムードの漂う楽曲になっている。

そして注目は、本作のメインテーマだろう。雄大な金管楽器の音色から始まるこの楽曲は、ところどころ東洋音楽のエッセンスを感じさせつつも、全体としてヒーロー映画らしい勇ましいスコアに仕上がっている。

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