タイトルの意味は…? ピンクは最後どうなった? 映画『レザボア・ドッグス』徹底考察。何が面白い? パクリの元ネタも解説
text by 編集部
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レザボア・ドッグス
3.5
- 原題:
- Reservoir Dogs
- 製作年:
- 1992年(アメリカ)
- 監督:
- クエンティン・タランティーノ
- 脚本:
- クエンティン・タランティーノ
- 撮影:
- アンジェイ・セクラ
- 音楽:
- カリン・ラクトマン
- 配給:
- ミラマックス
- 上映時間:
- 1時間40分
・トロント国際映画祭 最優秀作品賞
・ストックホルム国際映画祭 大賞
・シッチェス・ファンタスティック映画祭 監督賞、脚本賞
・インディペンデント・スピリット賞 助演男優賞
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 南俊子賞
- 演出:
- 16点
- 脚本:
- 17点
- 配役:
- 15点
- 映像:
- 12点
- 音響:
- 15点
鬼才クエンティン・タランティーノの長編デビュー作となる『レザボア・ドッグス』がリバイバル上映中だ。複雑な脚本に込められた意図やタイトルに隠されたメッセージなど、『レザボア・ドッグス』に込められた秘密を多角的な視点で解き明かす。<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー>
『レザボア・ドッグス』あらすじ
ロサンゼルスのダイナーでダイヤモンド強盗の作戦を立てていた8人の男達、ホワイト、オレンジ、ブロンド、ピンク、ブルー、ブラウンと親子のジョーとエディは、朝食後に作戦を実行する。
うまくダイヤモンドを入手した彼らは倉庫で落ち合うが、オレンジは負傷、ブラウンは死亡、ブルーが行方不明となる。遅れてブロンドが若い警官・ナッシュを拉致して現れると、おとり作戦を疑うホワイトとピンクがナッシュを拷問し始める。
エディの指示で、逃走中に隠したというダイヤモンドを回収するためにブロンド、負傷したオレンジ、警官のナッシュを残してその場から去ると、狂暴なブロンドはナッシュをいたぶりはじめ、彼にガソリンを浴びせて火をつけようとする。