「気持ち悪いし怖い…!?」映画『トゥルーマン・ショー』はバッドエンド? 指でクロスの意味と元ネタ、伝えたいことを徹底考察
text by 編集部
映画『トゥルーマン・ショー』主演ジム・キャリー【Getty Images】
トゥルーマン・ショー
3.5
- 原題:
- The Truman Show
- 製作年:
- 1998年(アメリカ)
- 監督:
- ピーター・ウィアー
- 脚本:
- アンドリュー・ニコル
- 撮影:
- ピーター・ビジウ
- 音楽:
- ブルクハルト・ダルウィッツ, フィリップ・グラス
- 配給:
- パラマウント映画, UIP
- 上映時間:
- 103
ゴールデングローブ賞 - 男優賞、助演男優賞、音楽賞
ヒューゴー賞 - 最優秀映像作品賞
サターン賞 - 最優秀ファンタジー映画作品賞、脚本賞
- 演出:
- 14点
- 脚本:
- 17点
- 配役:
- 13点
- 映像:
- 11点
- 音響:
- 12点
映画『トゥルーマン・ショー』を、あらすじ(ネタバレあり)演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。ジム・キャリーの名演技と名言に注目。元ネタはフィリップ・K・ディックのSF小説。本作のタイトルが付けられた“トゥルーマンショー症候群”、最後のセリフの意味とは? <あらすじ 考察 解説 キャスト 評価 レビュー>
『トゥルーマン・ショー』あらすじ
小さな島・シーヘブンで暮らす、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は生命保険会社で働く青年。トゥルーマンは「いつか島を出て広い世界を冒険してみたい」という夢があった。
だが、幼い頃に父カークとヨットで海へ出た時に、警告を無視してヨットを進めてしまったことで、父は嵐の海に落ち、そのまま帰らぬ人となってしまった。その影響でトゥルーマンは水恐怖症を患ってしまう。
そんなある日トゥルーマンが仕事に向かう途中、空から突然ライトが落ちてくる。その直後に「飛行機からライトが落ちた」というニュースを耳にする。その後、いつものように新聞を買ったトゥルーマンは、人ごみの中に死んだはずの父を見つける。
しかしその直後に父と思われる老人は、何者かに連れ去られていってしまった。