『すずめの戸締まり』 【ネタバレあり】あらすじ
フェリーで愛媛に到着した鈴芽と草太は、目撃したミミズを追って戸締りに成功する。その後2人はダイジンを追って廃れた遊園地に向かい、観覧車の後ろ戸を締める。
東京に戻った2人が、外に現れたミミズとダイジンを追って後ろ戸を探していると、東の要石が抜けてしまったことに気がつく。
2人はミミズに飛び乗って東京上空に登り、ダイジンと対峙する。ダイジンは草太に「かなめいしはおまえだ」と言い、草太は凍りつき要石と化してしまう。
鈴芽が要石になった草太をミミズに突き刺すと、ミミズは爆散する。
後ろ戸を締めて、草太を常世に残したまま地上に出た鈴芽は、草太の育ての親で師匠の宗像羊朗の元へ向かい、常世へ入る方法を聞く。
鈴芽はダイジンらと共に道の駅大谷海岸に到着する。そこで「サダイジン」と名乗る巨大な黒い猫が現れる。一同が鈴芽の実家の跡地に辿り着くと、鈴芽は3月11日以降が黒く塗りつぶされ、最後のページに扉が描かれた日記帳を見つける。
鈴芽はその後ダイジン、サダイジンと共に常世へ入り、ミミズと戦いながら、要石と化した草太を引き抜こうと奮闘し、ついに草太を助け出す。
鈴芽と草太が、力尽きて要石と化したダイジンをミミズに突き刺すと、あたりに草木が生い茂っていく。その後、鈴芽は常世に迷い込み、そこで母とはぐれた幼い頃の自身を見つける。鈴芽は彼女を諭し、三本足の椅子を託す。
鈴芽が扉から出る時、丘から女性と男性が見守っていることに気付く。鈴芽は「行ってきます」と呟き扉を締め、草太と別れて帰還する。
数カ月後、鈴芽は通学路で草太と再会する。草太は、彼女に「おかえり」と笑いかける。