数々の葛藤を抱え敵陣へと乗り込む
ついには外相がアフガンに乗り込み、米軍と組んでの「軍事作戦」に打って出ようとする。既にこの時点で2人の犠牲者を出していたが、いよいよ人質全員の命が危うくなる。
ジェホは”もう自分は用済み”とばかりに帰国の途に就こうとしたところ、大統領直々で“ ”「タリバン政権との直接交渉」にゴーサインが出る。面目を潰された形の外相は怒り狂うが、ジェホはデシクとともに、敵陣へと向かう。
タリバン側が直接交渉に臨む際、「代表者と通訳1人ずつ」という条件を出してきたため、ジェホは通訳のカシム(カン・ギヨン)を引き連れ、交渉に向かう、そんな彼にデシクは、“万が一”のためとして、毒薬を渡して送り出す。
命のやり取りをするような交渉の結末は詳述しないでおく。しかし、息がつまるような緊迫感は最後まで片時も途切れることはない。