アカデミー賞で6部門にノミネートされた大ヒット映画『トップガン マーヴェリック』は、 先日アメリカで開催された「AARP Movies for Grownups Awards(大人のための映画賞)」で最優秀作品賞を受賞した。興行的な成功のみならず、批評家や映画ファンからも高い評価を受ける本作への絶賛の声はとどまることを知らない。現地メディアの声を紹介しよう。

『トップガン マーヴェリック』が映画のチャンピオンに
製作者のジェリー・ブラッカイマーも大興奮

「AARP Movies for Grownups Awards」とは、50歳以上の人をターゲットとした映画作りを促進するために、2002年に始まった賞で、会報「AARP the Magazine」の編集者が選定を行う、50歳以上の方を受賞の対象として取り扱う「大人たちによって、大人たちのために作られた映画のチャンピオン」に贈られる賞だ。

米Varietyによると、映画『トップガン マーヴェリック』は、この「AARP Movies for Grownups Awards」で作品賞に選ばれたとのこと。プロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーは「40年近く経って、すべてのピースが上手くハマって、皆が一番必要としている時に、ついに待望の続編を公開することができたんだ」とその興奮の一部を話したようだ。

映画『エルヴィス』の監督であるバズ・ラーマンは、この賞で監督賞を授与され、「AARP Movies for Grownups Awards」のベストタイムカプセル部門でも評価されたようだ。

また、2022年6月に第2シーズンに更新されたスリラードラマ『ザ・オールドマン〜元CIAの葛藤』も授賞式で同様に成功を収め、主演のジェフ・ブリッジスが最優秀テレビ俳優賞を受賞、最優秀テレビシリーズ部門にも選出されるなど、絶好調と言える結果となったようだ。

他にも、主演女優賞はミッシェル・ヨー(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』）、主演男優賞ブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)となった。

大ヒット映画の『トップガン マーヴェリック』は、第95回アカデミー賞で作品賞、主題歌賞(Hold My Hand/レディー・ガガ)、脚色賞、編集賞、音響賞、視覚効果賞の6部門にノミネートされており、授賞式である3月12日(日本時間13日)までの動きに大きな期待が掛かっている。

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