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超人・トム・クルーズ、危険なアクションへの挑戦はいつまで? 現地メディアの質問に答える。老後の過ごし方についても言及

text by 編集部

昨年大ヒット作である映画『トップガン マーヴェリック』や『ミッション:インポッシブル』シリーズで人気の俳優トム・クルーズが遂に60歳を迎えた。近い将来に危険なスタントから引退する予定があるかどうかについてコメントしたようなので、現地のメディアを参考にその詳細内容に迫る。

『ミッションイン:ポッシブル』最新作で死と隣り合わせのアクションを披露

トム・クルーズ
Getty Images

俳優のトム・クルーズは最近、昨年の大ヒット作である映画『トップガン マーヴェリック』に出演し、次回は映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』に出演予定だ。

カナダのニュースサイトScreen Rantによると、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』では、主人公のスパイ・イーサン・ハントが、飛行機に列車、自動車、オートバイ、フリーダイビングや、ベースジャンプなど、死と隣り合わせの危険なアクションを次々と繰り広げるようだ。シリーズ最後の作品PART TWOは、さらに迫力のあるものになることが予想できる。

現在トム・クルーズはアメリカのABCテレビで上映されている人気司会者ジミー・キルメンがホストを行う『ジミー・キンメル・ライブ!』でのインタビューで、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズやその他のプロジェクトで当面危険なスタントを減らすつもりはないと発言している。

トム・クルーズは現在60歳だが、キャリアの次のステージに入ったとしても、スタントの仕事をするつもりだとキンメルに語り、引退する気配は全くないようだ。

その後80代になってもスタントをしているかという質問に対し「“計画中”なんです。僕はずっとそうしてきたんだ。いつも文章を書き、物語を作り、寸劇を書く。屋根裏から這い出て、屋根に登っていたような子供だった。4歳くらいの時、空や雲や星を見るのが好きだったんだ」と語った。

一般的に俳優であれば、肉体的な負担が少ないスタントを行う年齢であるが、トム・クルーズは実際にスタントワーク自体を新たな高みへと導いている。

トム・クルーズのスタントは映画『ミッション:インポッシブル』の枠を超えており、現在も『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)や、『ボーン・アイデンティティー』(2002年)などの製作を行ったダグ・ライマン監督と共に、宇宙ステーションで映画の撮影を行う予定だという。

この俳優の最新のコメントは、彼が今後何十年にも渡りハリウッドのアクション映画界の中心であり続けることを確証するものだ。映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』の予告編は現在絶賛公開中だ。

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