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DCコミックスの社長に就任したジム・リーとは? 『バットマン』などを手掛けたアメリカンコミックの巨匠のキャリアを振り返る

text by 編集部

『スーパーマン』や『バッドマン』などの人気キャラクターを生み出してきたDCコミックス。1980年代にコミックブックに夢中になって以来、DCキャラクターと共に仕事をしてきた作家ジム・リーが、どうやらこの度、正式にDCコミックスの社長に就任したようだ。今回は現地のメディアを参考にその詳細に迫る!

数々の人気作品を手がけたジム・リー。ついに社長就任!

ジムリーGetty Images

80年代にコミックブックに夢中になって以来、何十年にも渡りDCキャラクターと共に仕事をしてきた、韓国系アメリカ人のアメリカン・コミックス作家ジム・リー。米The Wrapによると、今回彼は正式にDC社長に任命されたようだ。

リーは、医療に従事していた父を継ぐため、コミックの道を諦め、医者になるため大学で心理学を専攻していた。しかし、ひょんなことからマーベルにて初めて絵を描く機会を得てから、現在につながるキャリアパスを歩み始める。

その後DCに入社し、最初の仕事としてバットマンのストーリーを数本担当することになった。入社以来、彼はその才能を発揮し、創作するキャラクターと共にめきめきと成長。

現在では新しい役割として、毎週水曜日に発売されるコミックブックから、世界的な興行収入を狙う次期大作作品まで、あらゆる形態のメディアにおけるDCの監督を務めている。

新生DCユニバースのチャプター1となる「Gods and Monsters(原題)」では、過去10年間に俳優ヘンリー・カヴィルが演じてきたスーパーマンの新バージョンが登場する予定だ。

さらには地球上のすべての植物の生命を操ることができるスワンプシングや、人間やG.I.ロボ、半魚人、メデューサといったモンスターの混成アーミーであるクリーチャー・コマンドスといった新ヒーロー達も登場。さらに盛り上がりを見せるDCU。今後の動きが果たしてどうなるのか、大きな期待が掛かっている。

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