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「芸人時代に観てぶっ飛んだ!」俳優・三浦誠己が愛する最高の名作映画(2)。「物語が思いも寄らない展開になるのも好き」

text by 編集部
写真新井章大

各界で活躍する著名人に「人生に影響を与えた映画」をセレクトしてもらい、その魅力を語ってもらうインタビュー企画。今回登場するのは、これまで100本以上の映画に出演してきた、俳優の三浦誠己さん。日本映画を代表する名バイプレイヤーが選ぶ心の5本は? 今回は第2回。

●芸人時代に観てぶっ飛んだ! 人間の強さと弱さを考えさせられる

『ガープの世界』(1982)


出典:Amazon

監督:ジョージ・ロイ・ヒル
原作:ジョン・アーヴィング
脚本:スティーヴ・テシック
出演:ロビン・ウィリアムズ、グレン・クローズ、ジョン・リスゴー、メアリー・ベス・ハート

【三浦誠己コメント】

俳優に転身する前、20代前半の芸人時代にレンタルビデオで観ました。タイトルから内容がまったく想像できなくて、ロビン・ウィリアムズ主演のファンタジー映画かなって思って観たら、ぶっ飛びましたね(笑)。

ロビン・ウィリアムズ演じるガープの“許す力の強さ”に圧倒されます。こんな悲惨なことが起こっているのにまだ許すのかっていう…。思い返すと、人間の強さと弱さのバランスみたいなものを考える上で、勉強になりましたね。

あとは、物語が思いも寄らない展開になっていくところも好きです。ロビン・ウィリアムズのお芝居も素晴らしいと思います。

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