史上最高のアカデミー賞司会者は? 世界大絶賛のMC(4)。最高の革命児! 世界が絶賛するエネルギッシュな男
text by 編集部
第95回アカデミー賞の授賞式が12日に行われた。今年はベテラン司会者、ジミー・キルメンが司会を務めることが映画芸術科学アカデミーによって発表された。アカデミー賞授賞式の司会は、式の雰囲気を大きく左右する難しい役どころ。今回は、90年以上の歴史を持つアカデミー賞において、素晴らしいパフォーマンスをみせた司会者ベスト5を英Independentの記事に基づいてご紹介する。今回は第4回。
●司会をエンターテインメントに昇華した革命児
ビリー・クリスタル
1990年から1993年まで、アカデミー賞の司会者としての役割を一新させたと言われているのが、ビリー・クリスタルだ。前任者たちよりもエネルギッシュな性格が特徴で、その後、5度にわたってアカデミー賞に登場することになった。
1991年の授賞式では、中年の3人がカウボーイ体験を通して本来の自分を見つめ直すというコメディ映画『シティ・スリッカーズ』のプロモーションのため、馬に乗って舞台を降りるという演出で授賞式の幕を閉じた。
クリスタルが最近司会を務めたのは2012年で、前年のジェームズ・フランコと、アン・ハサウェイの司会の低評価から、再び安定した舵取りを取り戻すために起用された。アカデミー賞の運営陣から高い評価を与えられているのがよくわかるエピソードだ。
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