マーベル史上最もコケた映画は? MCU興行収入大爆死の作品(2)。面白くない? よく分からない? 散々なレビューに
2023年3月時点で、マーベル映画は全31作品(『アイアンマン』~『アントマン&ワスプ:クアントマニア』)。全作品の興行収入を合わせると全世界で250億ドル(約2兆8590億円)以上を叩きだしている。今回は、誰もが認める大ヒットシリーズの中から、日本国内で興行収入がイマイチ伸びなかった作品をご紹介する。今回は第2回。
●前作の方が面白かった!? 世界観の違いで馴染めないファンも
4位『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
興行収入:6.3億円
上映時間:112分
製作国:アメリカ
監督:アラン・テイラー
脚本:クリストファー・マルクス、クリストファー・ヨスト、スティーヴン・マクフィーリー
キャスト:クリス・ヘムズワースナタリー・ポートマントム・ヒドルストンアンソニー・ホプキンスクリストファー・エクルストンジェイミー・アレクサンダーザッカリー・リーヴァイイドリス・エルバレネ・ルッソカット・デニングス
【作品内容】
ロンドンに原因不明の重力異常が発生。ソーの恋人で天文学者のジェーンが調査に向かうが、そこでジェーンは地球滅亡の鍵となる力を宿してしまう。事態を打開するため、ソーは、弟で宿敵でもあるロキの力を借りることになる。
『マイティ・ソー』の続編。恋人・ジェーン役は『レオン』でマチルダを演じたナタリー・ポートマン。『アベンジャーズ』でも、ソーの宿敵でもある弟ロキとの絆をめぐるドラマも見どころ。
【注目ポイント】
舞台は、『アベンジャーズ』の戦いから1年後。その『アベンジャーズ』で敵として登場したロキは、ソーの弟であり、『アベンジャーズ』のラストではソーに連れられ、故郷・アスガルドへ帰郷したのだった。
その後2人はどうなったのか。とても気になるところだが、スクリーンに足を運んだ人は思いの他少なかった。
マーベルに登場するヒーローは、設定は様々だが、基本的に皆人間である。しかしソーはアスガルドという星に住む、神という設定。そのため、『マイティ・ソー』シリーズは、他のマーベル作品とは世界観がほんの少し異なり、馴染めない人も多いのではないだろうか。
また、国内の映画レビューサイトでは、「前作の方が面白かった」という感想や「よくわからなかった」という声も散見される。リピーターが少なかったのも、興行収入がイマイチ跳ねなかった要因だと考えられそうだ。
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