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実写版『キングダム』未登場の将軍キャラを妄想キャスト予想(6)汚い罵声も魅力…最強の女将軍はこの女優

漫画『キングダム』の実写映画が大ヒットを記録している。これまで3作が実写映画化され、日本を代表するキャストやスタッフが集結。さらに小栗旬と吉川晃司のサプライズキャスティングが記憶に新しい。今回は、『キングダム』ガチファンが「未登場の将軍キャラ」に絞り、選出理由や現実度から妄想キャスティングする。(文・タナカシカ)

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戦いの天才と謳われる、楚の女傑

媧燐(かりん)将軍


出典:Amazon

演じるなら、この人!
〜満島ひかり〜

満島ひかり
満島ひかりGetty Images

媧燐将軍は、宰相を兼任している『キングダム』の中で唯一の女性大将軍だ。女性でありながら、蹴っただけで男性の首をへし折るほどの身体能力を持ち、戦いにおいては「戦の天才」と謳われるほどだ。

さらに秦国以外の6国が合従軍となり、秦国に攻めてきた「函谷関の戦い」において、他の武将が将軍の首を討つことに尽力する中、媧燐だけはその先の函谷関を落とすことを目的に、戦術を組んでいた。

さらに「10日で函谷関を落とす」と宣言するなど、先を読み逆算し、独自の戦術を幾重にも張り巡らせるなど、作中屈指の厄介な将軍として、読者から絶大な人気を誇っている。

一方で、性格にかなりの難があり、罵倒や恐喝をして部下を動かすことも多々見受けられ、気に入らないことがあれば、味方であっても何食わぬ顔でその場で死刑にするなど、手段を選ばない残忍さを持ち合わせているため、部下は常に怯えているしている。

そんな男勝りな大将軍を演じ切れるのは、満島ひかりしかいないだろう。個人的に、満島ひかりといえば、宮藤官九郎監督ドラマ『ごめんね青春!』(2014)の蜂谷先生役が記憶に強く残っている。

蜂谷先生は、開放的で、目まぐるしく感情が動くキャラで、聞き取りやすくハキハキとした口調が特徴。そんなキャラクターを見事に自分のものにした満島は、パワーに満ち溢れている媧燐将軍にピッタリだ。

さらに役に対してストイックな彼女は、媧燐将軍の汚い罵声を、共演者が尻込みするほどの迫力で魅せてくれるはずだ。

しかし媧燐将軍は180cmを優に超える将軍と並んでも、それに匹敵するほどの高身長を誇る女傑であるため、公式で162cmと発表されている満島が演じるには、唯一、身長がネックになると考えられる。

しかし、媧燐将軍は「それに触れると殺す」と釘を刺すほど、身長にコンプレックスを抱いており、戦いに出でる際にも常に座っている。さらに椅子がない場では、自分の副官を椅子にするなど、あまり立つことがないキャラクター性により、そこは安全パイだろう。

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