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1956年4月30日生まれ。デンマーク・コペンハーゲン出身の映画監督、脚本家。1979年にデンマーク映画学校すると、在学中から台頭をあらわし、国内の短編映画祭で脚光を浴びた。1980年代に入ると、『エレメント・オブ・クライム』(1984)、『エピデミック』(1987)、『ヨーロッパ』(1991)の「ヨーロッパ三部作」を発表し、世界三大映画祭を席巻。1995年には同郷の映画作家・トマス・ヴィンターベアらとともに、「ドグマ95」と称した映画制作ルールを標榜。「すべてのカットは手持ちカメラによって撮影しなければならない」といった数々の厳しい制約のもと、障がい者のフリをする若者たちの愚かな振る舞いを描写した『イディオッツ』(1998)を制作。その後、「ドグマ95」のルールを放棄して撮りあげた、シンガー・ソングライターのビョーク主演『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は、カンヌ国際映画祭で上映されると、そのあまりにも悲惨な内容に賛否の渦を巻き起こした。

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