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ピンガの正体と灰原哀の過去とは? 映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』はなぜ大ヒット? 忖度なしガチレビュー

text by ZAKKY

公開3日で興行収入30億円を超えるなど、大ヒット中のコナン映画最新作。主題歌はスピッツの「美しい鰭」。映画オリジナルキャラ・エドの正体、ファンに衝撃を与えたコナンと灰原哀のキスシーンを考察。本作は面白い? それともつまらない? 忖度なしガチレビューをお届けする。(文・ZAKKY)【あらすじ 声優 登場人物 解説 評価】

「黒ずくめの組織」に迫る緊迫した攻防!

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

この映画は、かつて「黒ずくめの組織」の手により、毒薬「APTX4869」を飲まされ、その副作用により、子供の姿になってしまった高校生探偵「江戸川 コナン(本名:工藤新一)」と、その毒薬を作った元「黒ずくめの組織」の科学者であり、自らも子供と化してしまい、後にコナンの仲間となる「灰原 哀」と「黒ずくめの組織」の攻防を描いた物語である。

ドイツ・フランクフルトにあるユーロポール(欧州刑事警察機構)のデータセンターで働く捜査官・ニーナは、施設に侵入する「黒ずくめの組織」の男を目撃したことで命を狙われる。

「黒ずくめの組織」に“キール”というコードネームで潜入しているCIA諜報員の水無怜奈は、ニーナの命を救おうとするが、「黒ずくめの組織」の実力者・ジンによって阻まれる。ジンは無慈悲にもニーナを射殺するのだった。

その頃、コナンと灰原哀ら少年探偵団は、阿笠博士の誘いでホエールウォッチングのため、八丈島へ向かっていた。その車中、コナンはハ丈島近海にインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」が建設されたというニュースを聞く。それは世界中の警察が持つ防犯カメラを監視できる施設だった…。

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