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レビューサイトの評価は厳しめ? ディズニー映画『リトル・マーメイド』が全米でヒットを記録。アリエルの配役に批判的意見も

text by 編集部

ディズニー不朽の名作を実写化した映画『リトル・マーメイド』。公開後、多くの反響を呼び、高い興行収入を記録している。しかし一方では、主人公アリエルの役に黒人を起用したことで批判的な声も上がっているようだ。現地メディアを参考にその詳細を紹介する。

興行収入は『アラジン』超え。
しかし黒人プリンセスに戸惑いの声も…。

アリエルを演じたハリー ベイリーGetty Images

ディズニー不朽の名作を実写化した映画『リトル・マーメイド』。米Deadlineの報道によると、公開からかなりの反響を呼び、米国では9550万ドル(約129億6000万円)という立派な興行収入を記録している。

しかし、フランス、韓国、ドイツなどの市場では、レビューでの低評価が相次ぎ、予想外の低興行成績に至っている。

国際的な興行成績は6,830万ドル(約91億5000万円)で、ディズニーの作品としては低めの数字となった。最初の週末での世界累計興行収入は1億6,380万ドル(約220億8000万円)となっている。

世界の興行収入を細かく見てみると、中国では公開より5月28日(日)までの間に、250万ドル(約3億5000万円)と低い記録。メキシコでは850万ドル(約11億9000万円)、イギリスで630万ドル(約8億8000万円)、イタリアで470万ドル(約6億4000万円、ブラジルで400万ドル(約5億6000万円)、オーストラリアで400万ドル(約5億6000万円)と、記録に差があるようだ。

その理由は、どこにあるのだろうか?

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