いよいよ3月12日(現地時間)に、第95回アカデミー賞の授賞式が行われる。今年はベテラン司会者、ジミー・キルメンが司会を務めることが映画芸術科学アカデミーによって発表された。そこで今回は、過去にアカデミー賞の司会を務めた人物のうち、不幸にも世間から低い評価を与えられてしまった司会者たちをご紹介する。

渾身のギャグがスベリ倒す…。
「テンポが悪い」という指摘も

第5位　デビッド・レターマン

アメリカの深夜トーク番組界で有名なCBSの「レイト・ショウ」のホストを務めるデビッド・レターマン。深夜番組で高い評価を得た巧みなトークスキルを、アカデミー賞授賞式で発揮しようとしたものの、その結果は芳しいものにならなかった。

冒頭で、ユマ・サーマンと、オプラ・ウィンフリーの2人の女優について、「Oprah. Uma. Oprah. Uma. Oprah. Uma. Have you kids met Keanu?（オプラ。ユマ。オプラ。ユマ。オプラ。ユマ。あなた達の子供は、キヌアに会ったことがありますか？）」と、似たような名前を持つ2人を交互に呼び合うというシュールなギャグを見せた。

いつもは信頼できる司会者ではあるが、場の雰囲気をを掴むことができず、その後もいくつかのギャグや、ユニークな発言を行ったが、会場はほぼ完全に沈黙。ニューヨーク・タイムズ紙からは “テンポの悪い司会ぶりを “を非難されるなど、散々な結果となった。