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実話が怖すぎる! 実在の事件がモデルのホラー映画5選。胸糞注意…! 元ネタを知ると怖さ倍増。実録ホラーの傑作を厳選

text by 編集部

ホラー映画やSF映画を観ていて、「どうせフィクションだから…」と冷めてしまう瞬間はないだろうか。しかし冒頭で「この作品は事実を基にしています」とアナウンスされるだけで、妙な説得力が加わって好奇心をそそられることがある。今回は、実際に海外でも話題となったポルターガイスト事件や集団自殺事件など、実話を基にした作品を5本ご紹介する。

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フィクションより怖い!?
スペインで有名なオカルト事件がモデル

『エクリプス』(2017年)


出典:Amazon

上映時間:106 分
原題:Verónica
製作国:スペイン
監督:パコ・プラサ
脚本:フェルナンド・ナバーロ
キャスト:サンドラ・エスカセナ、クラウディア・プレイサー、ブルーナ・ゴンザレス、アナ・トレント、レティシア・ドレラ

【あらすじ】

シングルマザー家庭の長女ベロニカは、多忙な母親に代わって弟と妹の世話をする日々を過ごしていた。ある日食の日の放課後、ベロニカは同級生と3人で学校の地下に行き、ウィジャボードを使って亡くなった父親の降霊術を試みる。

その日を境に、ベロニカに異変が起こり始める。ベロニカはその後、「死のシスター」と呼ばれる盲目のシスターから不吉な忠告を受けるのだが…。

監督を務めたのは、スペインで大ヒットしたホラー映画『REC/レック』シリーズなども手掛けるパコ・プラサ。

【注目ポイント】

女優のサンドラ・エスカセナ
主演のサンドラ・エスカセナ【Getty Images】

本作は、スペインで起きた「バジェカス事件」を基に作られている。同事件は、警察が公式に超常現象を認めたことで知られるスペインでは有名な事件だ。

主人公・ベロニカのモデルとなったのは、マドリードのアパートに住む当時15歳の少女エステファニア・グティエレス・ラサロ。映画では、彼女はウィジャボード(降霊術に使う文字盤)を使って亡くなった父親を呼び出そうする。しかし、実際には、事故で亡くなった友人の元カレとコンタクトを取るために学校内で降霊術を行ったという。

その後、エステファニアは半年間に渡り、幻覚や不眠、てんかんに悩まされるようになり、両親が繰り返し病院に連れていくも原因は特定できず。降霊術を行って以降、彼女は悪魔に憑りつかれたように豹変し、妹のマリアネラを暴行するなど深刻化。その翌日には、カタレプシーという体が硬直する発作を起こした末、謎の死を遂げている。

映画の終盤には、弟と妹に危害を加えていたのは、実は悪魔に憑依されたベロニカ自身だったのではないかと本人が気付く描写がある。映画は主人公ベロニカの死で終焉を迎えるが、現実には彼女の死後も残された家族が異常な現象に悩まされ続けた。

家族は、エステファニアの叫び声を聞く、物が動く、ドアが開閉する、家電製品のスイッチが勝手についたり消えたりする、誰かから体に触られたり壁に打ち付けられたりするなどの異変に悩まされ警察に通報。

警察による捜査が開始されると、壁に刻まれた引っかき傷らしきものが発見され、さらに施錠されていたタンスの扉が突然開く、バスルームで急激に温度が低下する、大きな物音がするなどの説明不可能な異常現象に見舞われるハメに。

しまいには、エステファニアの写真の顔部分だけが燃え上がったという現象が記録されている。この写真が燃えるシーンは、映画のラストにもしっかり描写されているのでぜひチェックしていただきたい。

なお一家が引っ越したあとには、そのアパートでの異変は目撃されていないそうだ。果たして、その後一家は恐怖から解放されたのだろうか…?

事実と知ると怖さが何倍にも増すこの一作を、ぜひ実際の出来事と照らし合わせながら楽しんでいただきたい。

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