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「最近観返して、また泣いた…」
ダークプリキュア5に惹かれるワケ

『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』(2007)

モデルのみりちゃむ
写真宮城夏子

―――次は、長寿人気アニメ作品の映画版です。

「子供のころからずっとプリキュアが好きで、最初は6歳のころにテレビで観た、『プリキュア1』だったかな。この映画は劇場にも観に行きました。ココとナッツが鏡の国にさらわれてしまって、プリキュア5たちが助けに行くのですが、そこには彼女たちにそっくりなダークプリキュア5がいて、そこからバトルが始まるんです」

―――子供心をくすぐる展開ですね。

「そうなんです!初めて、悪役ががっつりと出てきたストーリーなんですよね。しかも、プリキュアたちのコピーキャラだから、そっちはそっちでみんなカッコいい。

私、陰キャラ・敵キャラの方に小さいころから惹かれる傾向にあるんです。アンパンマンよりバイキンマンの方が好きだし(笑)。当時、映画館で“ミラクルライト”※を、ダークプリキュア5の方に向けて振っていたかもしれません。私の持論だと、結局、人間ってプラスよりマイナスな気持ちの方が、共感できると思うんですよね。だから、ダークプリキュア5は大好きになりました。

特にその中のダークドリームというキャラに。途中からプリキュア5たちの味方になるんですけど、最後には消滅してしまうんです…。子供のころに初めて観た時も泣いたし、最近、観返して、また泣きました(笑)」

※本作は「観客参加型映画」と銘打っており、上映劇場で配られる『ミラクルライト』をスクリーンに向かって照らすとプリキュア5たちが、スーパープリキュアに変身するという仕組みになっている。

―――プリキュアって切なくて、深いのですね…。勉強になります。

「そうなんです!プリキュアって、ストーリーに大人が観ても感動できる深さがあるので、ぜひ、それこそ、おじさんたちにも観てほしいですね~。

あと、プリキュア5の映画では、『Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪』もお勧めです。この作品ではシリーズ唯一のキスシーンもあって、珍しく恋愛要素が強いので、こちらも好きですね!」

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