鬼となっても兄想いな強い信念を持つ妹
竈門禰豆子
演じるなら、この人!
~芦田愛菜~
炭治郎の妹であり、人食いの鬼と化してしまった本作のヒロイン。そもそも『鬼滅の刃』が描くのは、炭治郎が彼女を人間に戻すための方法を見つけるための旅である。劇中屈指の重要人物の役を託せるのは芦田愛菜しかいないだろう。
言わずと知れた、子役時代から第一線で活躍する名女優だ。童顔かつ凛々しさも兼ね備えた彼女の容姿と醸し出す雰囲気は、禰豆子にピッタリ。「竹の口枷」を加えた禰豆子のビジュアルも難なく再現してくれるに違いない。
一方、鬼と化した際の禰豆子の形相は凄まじい。生身の人間では表現できない迫力がある。しかし、芸歴を重ねてきた芦田であれば、VFXの力を借りつつ、鬼気迫る芝居を見せてくれることだろう。
清楚でお淑やかなパブリックイメージをもつ芦田の”鬼の形相”が、観客に与えるショックの大きさは計り知れない。実写版『鬼滅の刃』が実現した場合、禰豆子を演じる芦田愛菜の“変貌”は見せ場の一つになるに違いない。