夢は世界一の剣豪…。麦わらの一味不動のNo.2
ロロノア・ゾロ
演じるなら、この人!
〜新田真剣佑〜
両手と口に剣を携えた三刀流の剣士であり、ルフィに次ぐ懸賞金の高さを誇る、麦わらの一味不動のNo.2であるロロノア・ゾロ。
Netflixが製作した実写版『ワンピース』でゾロを演じたのは、同作唯一の日本人キャスト・新田真剣佑。父・千葉真一譲りのアクションセンス、鋭い眼光、そして何より原作へのリスペクトに基づいた細部にわたる再現っぷりに驚かされた原作ファンも多いだろう。
腕を組む際の肘の角度まで原作を忠実に再現するなど、たたずまいの端々から“ワンピース愛“がほとばしっていた。
実は今回の企画、「Netflix版を超える実写版ワンピースを作るとしたら?」という裏テーマに基づいているわけだが、ゾロを演じるにあたって、真剣佑を超える役者はいないと判断。日本人キャストによる実写版『ワンピース』にも再登板していただきたいと思った次第だ。
原作ファンならご存知のとおり、ゾロというキャラクターの魅力は強さやカッコよさのみにあるのではない。
時に、度を超した方向音痴を発揮して仲間から総ツッコミを受けるなど、劇中屈指の“天然ボケ“の持ち主でもある。全体的にシリアスなトーンで統一されていたNetflix版では、ゾロのユーモラスな面は十分に描かれているとは言えない。
そこで、日本人キャストで『ワンピース』が実写化された際には、真顔でトンチンカンなボケをぶちかますゾロ=真剣佑が観てみたい…と思うのは筆者だけではないはず!
また、戦が終わった後の宴会シーンもたっぷり描いてほしい。犬猿の仲であるサンジと酒を飲み交わす場面が見られたら…ファンは望外の喜びに打ち震えるのではないだろうか。
ちなみに、Netflix版でも宴会シーンが描かれてはいるが、ゾロはジョッキではなく、ショットでお酒を飲んでいた。細かいところだが、「ゾロはジョッキじゃなきゃ!」とヤキモキしたファンも少なくないだろう。日本実写版『ワンピース』ではそのあたりも忠実に再現してもらいたいところだ。