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壮大なストーリーと圧倒的な映像美…
難攻不落のSF小説を原作とした一大叙事詩の続編

『デューン 砂の惑星 PART2』

ポール役のティモシー・シャラメ【Getty Images】
ポール役のティモシーシャラメGetty Images

監督:ドゥニ・ヴィルヌーブ
脚本:ドゥニ・ヴィルヌーブ
原作:フランク・ハーバート
キャスト:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン

【あらすじ】
惑星を支配する者が全宇宙を支配すると言われる砂の惑星デューン。アトレイデス家の王子ポールは、宇宙帝国を支配する皇帝とハルコンネン家に命を狙われ、父をはじめとする全てを失う。宇宙帝国を統べる皇帝とハルコンネン家の陰謀により、最愛の父と全てを失った。しかし、砂漠の先住民フレメンと出会った彼に、ついに復讐の時が訪れる。ポールと運命の女性チャニによる、全宇宙を巻き込んだ戦争が幕を開けるー。

【注目ポイント】
本作は、フランク・ハーバート原作のSF小説を映画化したSF映画の続編。監督は『メッセージ』(2016)『ブレードランナー 2049』(2017)で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ。主演を『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023)のティモシー・シャラメが演じる。

映像化不可能―。長らくそうささやかれ、アレハンドロ・ホドロフスキー、デヴィッド・リンチと、名だたる監督たちが挑んでは散っていった難攻不落の傑作『デューン砂の惑星』。監督のヴィルヌーヴは、そんな難攻不落の本作を圧倒的なCG技術と見事な映像美で体現し、アカデミー賞で撮影賞をはじめとする6つの賞を受賞した。

ヴィルヌーヴによれば、続編となる本作は、更に濃密なアクション大作になるとのこと。映画ならではの感動を、ぜひともスクリーンで味わいたいところだ。

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