最も演技の上手い若手韓流イケメンは…？韓国期待の逸材俳優5選。沼るファンが続出中…注目の若手ホープをセレクト

イ・ジェウク　이재욱

1998年生まれ。中央大学（チュンアン大学）演劇映画学科在学中に人生初のオーディションで『アルハンブラ宮殿の思い出』（2018）の天才ハッカー、マルコ役をつかみ鮮烈なデビューを果たす。

2作目の『恋愛ワードを入力してください～Search WWW～』（2019）ではイ・ダヒ演じるバリキャリ女子が恋に落ちる無名俳優役。劇中劇ではクズ男に扮しているが、自身は純粋で礼儀正しい青年というキャラクターを魅力的に演じた。

ファンタジーロマンス『偶然見つけたハル』（同）ではロウン（SF9）扮するハルのライバル役で存在感を発揮。デビューから一年足らずの間に話題作に次々と出演し、演技の振り幅の広さで“怪物新人”と呼ばれた。

『天気がよければ会いにゆきます』（2020）でソ・ガンジュンの親友の公務員役を演じたあとは、『ドドソソララソ』（同）でドラマ初主演。コ・アラとほのぼのカップルを演じて好評を博した。

そして2022年、韓国ドラマのヒットメーカー、ホン姉妹が脚本を手がけたファンタジーロマンス史劇『還魂』に主演。出生の秘密を抱える名家のお坊ちゃまが術士として成長していくさまを繊細な演技で表現し、「2022アジア・アーティスト・アワード」でベストアクター賞を受賞するなど俳優として大きく飛躍した。

最新作は2月28日からDisney＋で配信される『予期せぬ相続者』（2024）で、殺人犯の息子ハン・テオ役を演じている。人生のどん底を味わったテオが、自分たちを見下してきた者たちに復讐すべく財閥家の婚外子と手を組み、財閥トップの座を狙うというストーリーだ。

落ち着いた佇まいと深いまなざしで25歳という実年齢より大人びた印象を受けるイ・ジェウクだが、日本のラーメンと生ビールが大好きという親しみやすい一面も。プライベートではアン・ヒョソプやロウンが飲み友達なのだそう。

また、2月27日には、大人気ガールズグループ「aespa」のKARINAとの熱愛も発覚。勢いに乗るイ・ジェウクからますます目が離せない。

水の気を操る術士たちがいる大湖（デホ）国。術士のチャン・ガン（チュ・サンウク）は人の魂を入れ替える「還魂術」をあみ出すが、世継ぎがいなかった王はその術で7日間だけガンと還魂し、彼の妻を身ごもらせる。

ガンは生まれた息子ウクが争いの種になることを恐れ、ウクの気門を塞いで術を使えないようにして失踪する。20年後、術士たちに追い詰められた女刺客ナクス（コ・ユンジョン）は、盲目で体の弱いムドク（チョン・ソミン）に還魂する。

ムドクと出会ったチャン・ウク（イ・ジェウク）はひと目でその正体を見抜き、彼女なら自分の気門を開いてくれると確信して弟子入りを志願。2人は秘密の師弟関係を結び、それぞれの目的に向けて動き出す。

イ・ジェウクが扮するのは術士の四大名家の一つ、チャン家の跡取りでありながら水の気を操ることができない軟弱なウク。術が使えないことでひねくれて育つが、運命の師匠ともいえるムドクとの出会いで一変。

彼女のもとで強くたくましく成長していき、やがて2人の間には愛が芽生える。イ・ジェウクはそんなウクの変化を見事に演じ切り、「ウク役は彼以外に考えられない」と言われるほどのハマり役になった。

（文・古舘美和）

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