モテ男の究極体…チェ・ジョンヒョプ“テオ”が視聴者を虜にするワケ。ドラマ『Eye Love You』第4話考察&感想
text by 菜本かな
”火10”枠で放送中の二階堂ふみ主演のドラマ『Eye Love You』(TBS系)。相手の心の声が聞こえてしまう主人公が、年下の韓国人男性と恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。今回は、バレンタインデーで想いが交錯した第4話のレビューをお届けする。(文・菜本かな)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール:菜本かな】
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
テオと花岡、正反対の魅力
「愛らしい笑顔に愛らしい性格。好きにならない生物なんているものか!」
飯山教授(杉本哲太)の言葉に、大きくうなずいた『Eye Love You』(TBS系)第4話。たしかに、テオ(チェ・ジョンヒョプ)は可愛い。あまりにも可愛すぎる。
前回、じゃんけんでわざと負けてあげる花岡(中川大志)を見て、“花岡派”になった筆者だが、テオに上目遣いで「僕のこと、好きですか?」と聞かれたら、「もちろん、好きです!」と即答してしまう気がする。
子犬系が好きな人はもちろん、クール系が好きな人も、どんなタイプの人でも沼に落としてしまうのが、テオの恐ろしさなのである。
さらに、可愛いだけでなく、女性をリードする男らしさまで持っているのだから、ズルい。第4話では、侑里の手をぎゅっと掴み、薬指に赤いリボンを巻いてあげる場面があった。
それだけでもキュンとしてしまうのに、テオは「ロマンティックになりましたね」とイタズラに笑ったのだ。「もう抵抗できない。わたしは、この人が好きなんだ」と全面降伏してしまった侑里の気持ちが痛いほどよく分かる。
そもそも、テオに落とせない女性などいるのだろうか。韓国ドラマでは、中盤あたりで“ずっと憧れていたけれど相手にしてもらえなかった女性”が、ヒロインの恋敵として登場することがあるが、『Eye Love You』ではどうだろう。
このまま、幸せな2人の姿を見守りたい気もするが、“テオが落とせなかった女”を見てみたい気もする。