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新監督はまさかの…? 南雲の”下剋上”が遂に始まる?日曜劇場『下剋上球児』第5話考察&感想レビュー

text by 寺島武志

鈴木亮平主演の日曜劇場『下剋上球児』が放送中。前回、警察に出頭した南雲。事態は、保護者や野球部員たちにも伝わる。教師陣が対応に追われ、部員たちが複雑な思いを抱える中、南雲の後任の新監督が着任する…。今回は、そんな第5話のあらすじとレビューをお届けする。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

明かされた南雲の過去…。
どん底の南雲に希望の光は差すのか

©TBSスパークル/TBS :Len
©TBSスパークルTBS Len

TBS系ドラマ『下剋上球児』第5話が、11月12日、放送された。

南雲(鈴木亮平)が無免許で教師をしていたという衝撃の事実は瞬く間に広がり、野球部員たちは困惑する。学校が混乱する中、校長の丹羽(小泉孝太郎)は「既に退職した」とマスコミからの追及から逃げるばかりで、保護者に対しても誠意のない対応に終始する。山住(黒木華)もともに、保護者への対応に追われていた。

荒れる保護者説明会の場で、根室知廣(兵頭功海)の姉・柚希(山下美月)は、南雲だけを責める声に異を唱えるが、大多数の意見にかき消されてしまう。

在宅起訴された南雲に元に弁護士が訪れ、南雲は教師を志した原体験を口にする。独りぼっちだった幼少期の南雲を救ったのは小学校時代の担任・寿竜矢(渋川清彦)だった。さらに高校に進学し、野球部の勧誘した賀門英助(松平健)への感謝の言葉も口にする。

越山高校に赴任した当初、パパ活を続ける女子生徒・越前恵美(新井美羽)に手を焼いていた南雲だったが、徹底的に寄り添うことで越前は更生し、スーパーのバイトを始めるまでになる。この成功体験によって、南雲は教師の道を突き進むことを決意する。そこに必要な「教員免許」を欠いたままに…。

“不良少女”として出演した新井だが、子役時代、2014年上半期放送のNHK朝ドラ『花子とアン』で戦災孤児の女の子役として出演し、鈴木亮平と共演している。それからおよそ10年。再会した鈴木は順調に成長を続ける新井の姿に、目を細めたに違いない。

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