演出の変化やオープニングに工夫も
時代に沿ったストーリーでより身近に
シーズン2から、演出方法や時代に合わせたストーリーの変化がみられる。
以前も紹介したが、演出では妄想や回想シーンが登場した。過去の回想シーンで1番衝撃的だったのは、シロさんの元カレであるノブさんを演じた、及川光博の登場だろう。おかげで「なに食べ」史に残る見ごたえのある回となった。
またシーズン1ではオープニング映像が毎回同じだったが、今シーズンでは一部変化することも。田渕くんがメインのストーリーではケンジの勤める美容室のスタッフが出ていたり、第7話では母の日というシチュエーションで、シロさんの職場で大先生(高泉淳子)が花束をもらう映像が出ていたりとスタッフの遊び心満載で、毎回観るのが楽しみになる。
時代背景ではパンデミックにより佳代子さんやジルベールたちとしばらく会えなかったり、物価の高騰によって食費の値上がりを余儀なくされたり、パートナーシップ制度に触れたりと、観ている私たちも彼らと一緒に生きているように感じられる。
これからも少しずつ変わっていくシロさんとケンジを応援していきたい。
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