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今回もあの時の伏線を回収
そしてリリリーに新たな恋の相手!?

Ⓒカンテレ
Ⓒカンテレ

廻と翔の時をかけた恋の物語はどんどん加速し、その勢いは止まることを知らない。

回を追うごとに、廻と翔を演じる吉岡里帆と永山瑛太の掛け合いも精度を上げてきており、本作を勢いづけるのに一役も二役も買っていると感じる。そこに絡んでくる、夏子演じるリリリーや、ラランド・ニシダが演じる諸星たちも、良いスパイスになっている。

今回第2話ぶりに再登場したリリリーが、また廻と翔の邪魔をしたと思いきや、最後に諸星に出会い、翔以上のスコアを叩き出した時は、思わず応援したくなるような新たな展開だった。

そして廻の辻褄合わせも、まさか「けっこん」に線を足して「けっきん」にするという、とんちの効いたアイディアには思わず感心してしまった。

あの幼くて可愛かった諸星くんが、大人になった姿は誰が想像できただろうか…。

いや、決して大人になった諸星くんを演じたニシダのことを否定しているわけではないが、だた、あの頃のクールだった面影はどこへやら、コテコテの関西弁にしつこく口説いてくる様子には、時の流れの残酷さを感じると共に、逆にちょっとおもしろくもある。

併せて、廻の記憶と矛盾していた理由もわかり、また1つ謎が解けた。

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