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「ゲンナリする…」映画『東京リベンジャーズ2』はひどい?面白い? 忖度なしガチレビュー【あらすじ キャスト 解説 評価】

text by 柴田悠

北村匠海主演の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命 』が公開中だ。山田裕貴、吉沢亮、間宮祥太朗らのイケメン俳優陣の演技の評価はいかに…。音響演出やストーリー構成には難も? 映画作品として面白い? つまらない? 忖度なしで考察する。(文・柴田悠)【あらすじ キャスト 解説 評価】

前作よりパワーアップしたキャストに注目

主演の北村匠海Getty Images

本作は、「ヤンキー」と「タイムリープSF」という異色の掛け合わせで大ヒットを記録した和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化。監督は『映像研には手を出すな!』(2020年)の英勉で、脚本は『凶悪』(2013年)の髙橋泉。北村匠海ほか、吉沢亮、杉野遥亮、間宮祥太朗らが出演している。

2021年の実写版では、キャストたちの熱演が話題を呼び、コロナ禍での公開にも関わらず興行収入45億円の大ヒットを記録。12週連続トップ10入りのロングランヒットとなり、2021年劇場用実写映画ではNo.1を記録した。

続編であり、原作でも人気が高い「血のハロウィン」編は、続編となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』と『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の前後編2部作で、後編は6月30日に公開予定。今回紹介する前編は、決戦の前夜譚のような趣になっている。

ダメフリーター・タケミチ(花垣武道)は、ある日ニュースで中学時代の恋人・ヒナタ(橘日向)が巨悪組織・東京卍會(とうきょうまんじかい/東卍)の抗争に巻き込まれて殺されたことを知る。

過去と現在を行き来するタイムリープ能力を得た彼は、ヒナタを救うために過去に戻るが、ヒナタは東京卍會の手によって再びタケミチの目の前で殺されてしまう。

事情を探るうちに、東京卍會の結成メンバーの6人を引き裂いたある悲しい事件が、ヒナタを救う鍵であることに気づいたタケミチは、真相を突き止めようとするがー。

新キャストに場地圭介役の永山絢斗、羽宮一虎役の村上虹郎、松野千冬役の高杉真宙などが名を連ね、前作よりも更にパワーアップした本作。早速内容を考察していこう。

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