天空の城ラピュタ【ネタバレあり】あらすじ
ラピュタは伝説上の存在だとされており、実在するとは思われていない。パズーの夢はラピュタに行くこと。彼はシータとペンダントに並々ならぬ興味を抱く。
そんな矢先、シータとパズーは不意を突かれ、政府に捕まってしまう。政府組織のボス・ムスカによると、ラピュタは今でも天空のどこかに実在しており、飛行石は地上からラピュタへ帰還するためのキーツール。シータはラピュタ王族の末裔だった。
ムスカはペンダントを渡さなければパズーの命を奪うとシータを脅迫し、それを承服させる。ペンダント及びシータの自由と引き換えに、パズーは出獄。失意のまま家に帰ると、ドーラ一家が待ち伏せている。対話の末、ペンダントとシータを奪還するという目的を共有する両者は結託。
政府の要塞内ではシータが唱えたおまじないによって、保管していたラピュタのロボット兵が暴走している。パズーとドーラ一家は混乱に乗じて、シータの救出に成功する。とはいえ、飛行石は未だムスカの手の中。パズーとシータはドーラの協力を得て、ムスカを追ってラピュタに向かう。
政府との激しい空中戦に加え、巨大巻き雲の影響もあり、シータとパズーはラピュタへの空路から外れてしまうが、今は亡きパズーの父の導きによって、2人はラピュタに到着する。美しい天空の城で穏やかな時を過ごすのも束の間、政府によって捕らえられたドーラ一家の悲鳴が耳に届く。
2人はドーラの救出に成功するも、今度はシータが捕まってしまう。ムスカはシータに対し、隠された野望を打ち明ける。ムスカはラピュタを利用して、世界制服を企んでいるのだった。支配欲に駆られたムスカは飛行石の力で部下を殺すが、隙を突かれシータに石を奪われる。
シータが滅びの魔法「パルス」を唱えると、ラピュタは急激な勢いで崩れ出し、その勢いでムスカは海へ落ちていく。パズーとシータはグライダーで島を脱出し、同じく脱出に成功したドーラ一家と合流して地上に帰還するのだった。