「優しいお兄ちゃんみたいな存在」
監督・曽根剛の人物像
―――SOMEDAYSの面々は、イチゴ店を経営する家族と触れあっていき、多感な時期の高校生である、絵里にもよき影響を与えていきます。特に香が絵里を諭すかのような場面が印象的でした。
西尾「あのシーンは、香は特に何かを伝えようとせずに、絵里がそうであったらいいなという、香の理想を語るということを意識しましたね。強制的でないからこそ響いてくれたら、いいなと」
―――すごく自然な演技で、とても心に残りました。あと、あの場に勇人もいるのがいいんですよね。
勇翔「いやあ、僕は、ただ、黙って話を聞いていただけですよ(笑)」
―――いや、あの時の勇人の表情がいいんです!
勇翔(黙って照れ笑)
―――あと、イチゴがとても美味しそうでした。
西尾「曽根監督が、一番美味しそうに食べていましたよ(笑)」
―――5人が浜辺で花火をしているシーンも、THE青春という感じで。本気で、楽しんでいませんでしたか?
平松「ええ。あそこは、アドリブというより、完全に遊んでるだけだったよね(笑)」
辻本「僕は勝手に、でかい花火に火を着けた」
西尾「思ったより、結構迫力があって、びっくりしたよ(笑)」
本田「すごい音がして。カメラは別の角度を回していたんですけど。全然そっちの方が気になっちゃって、もう1回撮り直しになってしまい…。まあ、曽根監督も花火楽しんでいましたが(笑)」
勇翔(懐かしそうにニコニコ)
―――曽根監督に怒られたことはなかったですか?
辻本「まったくないですね(笑)。優しいお兄ちゃんみたいな存在で」
勇翔「髪も長くて、なんかバンドマンみたいな雰囲気でしたね」
西尾「顔もかっこよくて、一瞬、演者かと思えるような」
本田「色白でね」