『仁義の墓場』【ネタバレあり】あらすじ
石川は2年あまりで出所する。関東は敵だらけであるため、地恵子に売春をさせて資金を作り、大阪に居を移す。
大阪で野放図な生活を送り薬物中毒となった石川は、再び上京を果たすも、かつての親分から関東に近づくなと通告を受ける。
しかし、通告を無視した石川は、警察や複数の暴力団に包囲されると、四方八方にピストルを発砲。弾が切れた隙を突かれ、再び逮捕されてしまう。
地恵子は石川に振り回された挙句、心身ともに消耗し、自殺。出所した石川は地恵子の遺骨を前にして涙を流すと、骨を口に入れ、ポリポリと噛み締めるのだった。
地恵子を失い、薬物中毒も手伝って抜け殻のようになった石川。墓参りの最中に敵の襲来を受け重傷を受けるが辛くも生き延び、三たび逮捕されてしまう。
石川は波乱の人生に自ら幕を引くべく、刑務所の屋上から身を投げる。遺書には「大笑い 三十年の 馬鹿騒ぎ」の文言が記されてあるのだった。
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