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酷すぎる…。映画『東京リベンジャーズ』原作コミックから“改悪”された4つのポイントを深掘り解説。原作ファンが大ブーイング

text by ZAKKY
イラストnaomik

和久井健の人気コミックを、北村匠海、吉沢亮ほか超豪華キャストによって実写化した『東京リベンジャーズ』。昨年公開されるや大ヒットを飛ばし、2023年には続編の公開も決定。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだが、原作ファンからすると「これはないでしょ!」言うしかない不満点も。今回はそんな残念な改変ポイントを深掘りしていく。(文:ZAKKY)

【作品情報】
「東京リベンジャーズ」(2021年/120分)

出典:Amazon

監督/英勉
脚本/高橋泉
原作/和久井健

キャスト/
花垣武道(タケミチ):北村匠海
龍宮寺堅(ドラケン):山田裕貴
橘直人(ナオト):杉野遥亮
橘日向(ヒナタ):今田美桜
佐野万次郎(マイキー):吉沢亮
林田春樹(パーちん):堀家一希
稀咲鉄太:間宮祥太朗

【あらすじ】
冴えない日々を送る20代のフリーターであり、元・冴えないヤンキーであったタケミチは、テレビのニュースでかつての恋人・ヒナタが殺されたことを知る。翌日、駅のホームから転落した彼は、10年前の高校時代にタイムリープしていた。最悪だった高校生活をやり直し始めたタケミチは、ヒナタの弟・ナオトからヒナタを救う唯一の方法を教えられ、過酷なミッションに挑んでいく…。

大まかなストーリーを10秒で説明

まずは、映画版のストーリーの流れを、ざっくりと解説しよう。

●過去にあった悲惨な出来事を阻止するべく、タケミチは10代のころにタイムリープする
●暴走族・東京卍會(以下、東卍)の総長・マイキー、副総長・ドラケン他と出会い、東卍に関わることになる
●東卍の1人、パーちんの友人とその彼女が暴走族・愛美愛主(以下、メビウス)に襲われる
●怒りを露わにしたマイキー率いる東卍は、メビウスへの報復を8月3日に決める(以下『83抗争』)。未来からタイムリープしてきたタケミチは、この日、ドラケンが殺害されることを知っており、それを阻止しに来た

さて、次のページからは、原作漫画との違いにフォーカスし、「これは、改悪では?」と思われる不満点を挙げていきたい。また、この1作のみの世界観であれば、妥当な改変だと見なせても、続編が控えていることも踏まえた上で「これだと矛盾が生じるのではないか?」と懸念されるポイントも、解説していこう。

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