『アメリカン・ハッスル』や『世界にひとつのプレイバック』で知られるデヴィッド・O・ラッセル監督が、ロバート・デ・ニーロ＆ジェナ・オルテガを迎えて新作映画『shoutout（シャットアウト）』を制作することがわかった。大注目女優とハリウッドの名優のコンビ出演にファンの期待が高まっている。(文・編集部)

———————————–

ビリヤード界の伝説と若き天才のコンビを描く

　本作『shoutout（シャットアウト）』は、煙たい裏部屋のビリヤードホールで生きてきた熟練ハスラー、ジェイク・ケジューン（ロバート・デ・ニーロ）が主人公。かつての栄光は遠く、今は静かに終わりを迎えようとしていた彼の前に現れるのが、驚異的な才能を持つ若きプレイヤー、ミア（ジェナ・オルテガ）だ。

　ミアの原石のような腕前に触発されたジェイクは、彼女を弟子として育てる決意をする。勝負の勘を叩き込み、技術を磨く中で、ふたりは高額の賞金がかかった世界へと飛び込んでいく。だがミアの野心が膨らむにつれ、やがてジェイクは「彼女を本物のレジェンドにできるのか、それとも自身の教えを超えて破滅へと導いてしまうのか」という葛藤に直面する。

　デ・ニーロとラッセルは『世界にひとつのプレイブック』以来のタッグ。オルテガは『ウェンズデー』『ビートルジュース ビートルジュース』など話題作が続き、今もっとも注目される若手女優のひとりだ。名匠、名優、注目の若手がそろった“勝負作”として、すでに大きな注目を浴びている。

(文・編集部)

【関連記事】
・史上最も壮絶な役づくりをした俳優は？ 過酷な肉体改造に挑んだ役者5選。ハリウッドの歴史に残る壮絶なエピソードをセレクト
・映画『ジャッキー・ブラウン』の結末は…？ 複雑な物語をわかりやすく紹介＜あらすじ、ネタバレ＞
・映画『グッドフェローズ』を名作たらしめた画期的な音楽の使い方とは？ ギャング映画の金字塔を考察＆評価。名言と楽曲も解説
【了】