ラッセル・クロウ主演の新作映画『The Pope’s Exorcist(原題)』実在の悪魔祓いの神父に扮する
映画『The Pope’s Exorcist(原題)』にラッセル・クロウ主演、ジュリアス・エイヴァリーが監督を務めることが分かった。本作は、バチカンのカトリック司祭であり、悪魔祓いの主任を務めたガブリエル・アーモス自身が手記に書き残した実話だ。早速、現地のメディアを参考に詳細を確認していく。
ベストセラー回顧録が原作
ローマ教区のガブリエル・アモース司祭が主人公
今回公開された予告動画の冒頭では、俳優ラッセル・クロウが本作でアモース神父を演じることが説明され、バチカンのエクソシストを演じ、苦しむ人々からサタンを追い出そうとする“悪魔祓い”の始まりを映し出している。
映画『The Pope’s Exorcist(原題)』は、アーモス神父が実際に経験した事件からストーリーを多く構成した作品で、主人公であるガブリエレ・アーモス神父は、バチカンのエクソシストとして活躍したカトリック教会の実力者。アーモス神父は、10万回以上の悪魔祓いを行ったというが、憑依関連だけでなく、人間の精神的な症状を見るケースもあったという。
【予告編】
米colliderによると、どうやらこの映画は、幼い息子が悪魔に取り付かれた家族を助けるために、アモース神父が奮闘するのだが、その過程で、カトリック教会に長年存在する邪悪な悪魔の存在を隠蔽しようとする陰謀を発見してしまう、というストーリーのようだ。
現在、ラッセル・クロウは自身が監督・主演を務めた新作スリラー『Poker Face(原題)』(2022年)のポストプロダクション真っ只中。また今作の他にも、ピーター・ファレリーが監督を務め、クロウとザック・エフロンが共演した新作映画『The Greatest Beer Run Ever(原題)』が9月8日に開幕するトロント国際映画祭で上映されるなど、待機作が目白押しだ。
『The Pope’s Exorcist(原題)』は、2023年4月14日に全米で公開。日本公開日は不明だが、期待度の大きい作品だ。
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