映画『地獄の黙示録』【ネタバレあり】あらすじ
長引く戦争で理性を失ったアメリカ兵は、ベトナムの地で暴虐のかぎりを尽くしている。
サーフィン好きのキル・ゴア大佐(ロバート・デュバル)は、気まぐれに敵軍基地を絨毯爆撃し、大量殺人を楽しんでいる。また、アメリカ兵たちは敵兵のみならず現地人を殺すことも厭わない。
モラルが完全に崩壊した戦地に身を置き続けたことで、ウィラードにも狂気の兆しが見え始める。
そんな矢先、一行はカーツが支配する王国に到着。ウィラードは部下のランス(サム・ボトムズ)と共に一帯を探索するが、カーツの手先に捕らえられてしまう。
カーツはウィラードに対して戦争の狂気を語り、アメリカで暮らす息子への伝言を託し、ウィラードとランスを解放する。ウィラードはカーツの思想に影響を受けるが、それを断ち切るようにカーツの暗殺を敢行。カーツは抵抗することなく死を迎えるのだった。
カーツを殺害したウィラードとランスは、軍艦で待つ仲間からの無線連絡に応じることなく、アマゾンのさらに奥地へと歩みを進めていくのだった。