映画「ゼロ・グラビティ」2人の結末はどうなる? ”死”の宇宙空間で壮絶な運命は…<あらすじ 考察 解説 評価 レビュー>
text by 編集部
映画「ゼロ・グラビティ」イラスト:naomi.k
ゼロ・グラビティ
2.5
- 原題:
- Gravity
- 製作年:
- 2013年(アメリカ合衆国)
- 監督:
- アルフォンソ・キュアロン
- 脚本:
- アルフォンソ・キュアロン, ホナス・キュアロン
- 撮影:
- エマニュエル・ルベツキ
- 音楽:
- スティーヴン・プライス
- 配給:
- ワーナー・ブラザーズ
- 上映時間:
- 91分
- 出演:
- サンドラ・ブロック, ジョージ・クルーニー, エド・ハリス
第86回アカデミー賞 - 監督賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、視覚効果賞、編集賞
第71回ゴールデングローブ賞 - 監督賞
第67回英国アカデミー賞 - 監督賞、撮影賞、英国作品賞、作曲賞、音響賞、特殊視覚効果賞
- 演出:
- 13点
- 脚本:
- 7点
- 配役:
- 8点
- 映像:
- 17点
- 音響:
- 7点
映画「ゼロ・グラビティ」を演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! 鬼才アルフォンソ・キュアロン監督作。サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリスら実力派ベテラン俳優が究極の宇宙空間を描く。この映画の真の魅力、そしてその結末とは?
ゼロ・グラビティのあらすじ
医療技師である中年女性・ライアン(サンドラ・ブロック)は、NASAから依頼を受け、スペースシャトル「エクスプローラー号」に乗って宇宙へ向かう。
広大な宇宙空間。ライアンは、上司のコワルスキー(ジョージ・クルーニー)、同僚のシャリルと共に船外に出て、宇宙望遠鏡の修理に取り掛かる。そんな中、管制塔から「宇宙ゴミの大群が猛スピードで接近している。一刻も早く避難せよ」という指令が下った。
作業を切り上げて船内に戻ろうとした矢先、宇宙ゴミの大群が到来。エクスプローラー号のプロペラは破壊され、シャリルは命を落としてしまう。命からがら逃れたライアンとコワルスキーだったが、エクスプローラー号から切り離され、宇宙空間をさまよう事態に陥る。パニック状態のライアンの酸素メーターは著しい勢いで減っていく。コワルスキーは冷静に対処し、緊急用ロープを使って、自身とライアンをつなぐことに成功した。
地上との連絡が途絶えたことで、焦りを隠せないライアンとコワルスキー。必死に身を移動させ、エクスプローラー号に帰還するも、船内には惨状が広がっていた…。