映画「ハードエイト」ハラハラ…スリルと緊張感のサスペンス<あらすじ 考察 解説 評価 レビュー>
text by 編集部
映画『ハードエイト』イラスト:naomi.k
ハードエイト
3.5
- 原題:
- Hard Eight
- 製作年:
- 1996年(アメリカ合衆国)
- 監督:
- ポール・トーマス・アンダーソン
- 脚本:
- ポール・トーマス・アンダーソン
- 撮影:
- ロバート・エルスウィット
- 音楽:
- ジョン・ブライオン, マイケル・ペン
- 配給:
- MGM
- 上映時間:
- 101分
- 演出:
- 13点
- 脚本:
- 12点
- 配役:
- 12点
- 映像:
- 12点
- 音響:
- 11点
映画「ハードエイト」を演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! ポール・トーマス・アンダーソン監督の長編デビュー作。フィリップ・ベイカー・ホール、ジョン・C・ライリー、グウィネス・パルトロー、サミュエル・L・ジャクソン、フィリップ・シーモア・ホフマンら個性的な役者が揃うこの映画の真の魅力、そしてその結末とは?
ハードエイトのあらすじ
青年ジョン・フィネガン(ジョン・C・ライリー)は、ラスベガスのカジノで全財産を失い、レストランの前でしゃがみ込んでいる。失意に沈むジョンの前に現れたのは、初老の男性・シドニー・ブラウン(フィリップ・ベイカー・ホール)。かつて名うてのギャンブラーであったシドニーは、ジョンにタバコとコーヒーをご馳走し、人生相談に乗ってあげる。
ジョンがラスベガスを訪れた理由は、急逝した母親の葬儀代・6000ドルを稼ぐためであった。シドニーはジョンの話に呆れながらも不憫に思い、ラスベガスでギャンブルの心得を伝授することになった。