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映画史に残るラスト…どこがスゴい? 主人公のモデルは? 映画『明日に向かって撃て!』徹底考察。心に残る名言と主題歌も解説

text by 編集部

第42回 アカデミー賞(1970年)
脚本賞 ウィリアム・ゴールドマン
撮影賞 コンラッド・ホール
作曲賞(ミュージカルを除く)バート・バカラック
主題歌賞
第27回 ゴールデングローブ賞(1970年)
最優秀作曲賞 バート・バカラック

演出:
15点
脚本:
14点
配役:
17点
映像:
14点
音響:
17点

映画『明日に向かって撃て!』を、あらすじ(ネタバレ)、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード共演のアメリカン・ニューシネマ。バート・バカラックによる主題歌の歌詞とは? 映画史に残る名作の魅力と結末を多角的に明らかにする。<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー>

明日に向かって撃て! 【ネタバレなし】あらすじ

ブッチ役のポール・ニューマン(左)、サンダンス役のロバート・レッドフォード(右)【Getty Images】
映画明日に向かって撃てのワンシーンブッチ役のポールニューマン左サンダンス役のロバートレッドフォード右Getty Images

舞台は1890年代。アメリカ西部で悪名高い強盗団「壁の穴(ワイルドバンチ)」で、列車強盗や銀行強盗をはたらく、頭の回転が早いブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)と、早撃ちの名手、サンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)。

かつては最強コンビと言われた彼らも、最近は落ち目を感じていた。強盗に失敗した2人が、久しぶりに「壁の穴」のアジトへ帰ると、ブッチからボスの座を奪おうとした部下のハーベイは、彼に決闘を申し込む。

頭の良いブッチはあっさりとそれを制すが、ハーベイが考えた「同じ列車の行きと帰りを狙う」というアイデアは使えると判断。さっそく作戦を決行することに。列車に積み込まれた大金を狙ったブッチは、抵抗する金庫番をおさえて、車両と金庫をダイナマイトで爆破し、金を奪った。

帰りの電車が来るまでの間、2人はサンダンスの恋人であるエッタ(キャサリン・ロス)の家に向かう。エッタは教師をしており、2人の行いも知っていたが、止めるようなことはしない。ブッチとサンダンスは彼女の家で休息をとると、また同じ列車を襲うために出かけるのだが…。

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