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何がすごい? 原作との違いは? 映画『戦場のメリークリスマス』考察。気持ち悪い? なぜ生き埋めに? 坂本龍一の名曲も解説

text by 編集部

ナショナル・ボード・オブ・レビュー
・男優賞
英国アカデミー賞
・作曲賞
毎日映画コンクール
日本映画大賞
・男優助演賞
・監督賞
・脚本賞
・音楽賞
日本アカデミー賞
・優秀作品賞
・優秀監督賞
・優秀助演男優賞
・優秀音楽賞
・優秀美術賞
・作品部門・話題賞

演出:
15点
脚本:
15点
配役:
17点
映像:
14点
音響:
18点

大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』を演出、脚本、キャスト、映像、音楽の項目で徹底解説。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし…、超豪華キャストの裏に隠された秘密とは? 坂本龍一の名曲はなぜ生まれた? 多角的な視点から名作を解き明かす。<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー>

『戦場のメリークリスマス』あらすじ

©大島渚プロダクション

1942年。日本語が達者なイギリス軍中佐のジョン・ロレンスは、ジャワ島レバクセンバタにある日本軍俘虜収容所で軍務に従事していた。

ある日ロレンスは、オランダ兵捕虜のデ・ヨンを強姦した朝鮮人軍属のカネモトに対する処罰の証人として、ハラ軍曹に呼び出される。

捕縛された砂浜で、カネモトはハラ軍曹に迫られて切腹に及ぼうとするが、収容所所長のヨノイ大尉の登場により処罰は後回しになる。

その日、ヨノイ大尉はジョワ島でのゲリラ作戦を決行した咎で捕らえられた英国陸軍少佐ジャック・セリアズを裁くための軍律会議に出席する。

ヨノイ大尉はセリアズを捕虜にするべきだと主張するが、銃殺刑が執行されることになる。しかし空砲を使った擬似処刑により一命をとりとめたセリアズは、レバクセンバタ俘虜収容所に移送され、病棟で治療を受けることになるのだが…。

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