映画『ラ・ラ・ランド』【ネタバレあり】あらすじ
交流を深める2人は、ミアの勉強も兼ねて、映画『理由なき反抗』を観に行く約束を交わす。ミアは恋人との約束をすっぽかし、セブと映画を鑑賞。トラブルにより上映は途中でストップしてしまうが、2人は『理由なき反抗』のロケ地となったグリフィス天文台に足を運び、ダンスを踊る。
恋人関係となったセブとミアは手狭なアパートで仲睦まじく暮らしている。ミアはセブからアドバイスをもらい、一人芝居用の脚本を執筆する。セブはかつて親交のあったミュージシャン・キース(ジョン・レジェンド)と再会し、バンド加入の誘いを受ける。セブとキースの音楽性は正反対である。とはいえ、バーの開業資金が喉から手が出るほど欲しいセブは、金銭目的でキースのオファーを引き受ける。期せずして、バンドの曲は大ヒット。セブとミアの生活は徐々にギクシャクし始める。
ミアが脚本・主演を務める舞台は間もなく本番を迎えようとしている。そんな中、セブはミアを全国ツアーに誘う。ミアはセブの身勝手な提案に怒りをあらわにする。さらに、セブがお金のために才能を浪費していると非難し、家を出て行く。
ミアの舞台は無事終演を迎えた。しかし、集客はイマイチで、批評家からの評価もイマイチ。雑誌の撮影のため、観劇することができなかったセブは、ミアから「女優を諦めて、故郷に帰る決心をした」と告げられる。
数日後、セブのもとに映画業界関係者から連絡が入る。どうやらミアの芝居を気に入ったらしい。ミアは業界関係者の勧めでオーディションに参加し、渾身のパフォーマンスを披露する。オーディションの後、ミアとセブは2人の思い出の地に足を運び、愛を確かめ合う。
5年後。ミアは女優として成功し、セブとは別の男性と結婚した。一方、セブはバンドを脱退し、自分の店を開業した。ミアは偶然立ち寄ったバーがセブの店であることに気づく。セブもミアの来店に気づき、彼女のお気に入りのナンバーを演奏する。曲が流れている間、別れなかった場合にミアとセブが過ごすはずだった、「もう一つの世界」が走馬灯のように映し出される。曲が終わり、現実に回帰した2人はそれぞれの生活へと戻っていくのだった。