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新海誠が絶賛した声優とは? 東日本大震災を描いたワケと批判される理由は? 映画『すずめの戸締まり』考察&評価。楽曲も解説

text by 編集部
映画『すずめの戸締まり』監督の新海誠【Getty Images】

映画『すずめの戸締まり』監督の新海誠【Getty Images】

すずめの戸締まり

3.5
原題:
すずめの戸締まり
製作年:
2022年(日本)
監督:
新海誠
脚本:
新海誠
撮影:
津田涼介
音楽:
RADWIMPS, 陣内一真
配給:
東宝
上映時間:
122分
出演:
原菜乃華, 松村北斗, 染谷将太, 伊藤沙莉, 深津絵里, 花瀬琴音, 花澤香菜, 神木隆之介, 松本白鸚

演出:
13点
脚本:
14点
配役:
15点
映像:
17点
音響:
14点

新海誠監督作品『すずめの戸締まり』のあらすじ、ネタバレあらすじに加え、演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底考察。国民的アニメーション作家が、東日本大震災をテーマにした理由、珠玉の使用楽曲、美しい映像の秘密を解説。  物語に秘められた謎を解き明かしていく。<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー>

『すずめの戸締まり』あらすじ

【Getty Images】
Getty Images

宮崎県の町で叔母と暮らす17歳の岩戸 鈴芽(いわと すずめ)はある日荒廃した草原で母を探す不思議な夢を見る。

翌朝、鈴芽は登校中すれ違った青年・宗像 草太(むなかた そうた)を追い、辿り着いた廃屋で水溜りの中の扉へと引き込まれるが、中の世界には入れずに引き返す。

鈴芽が登校すると、窓の外の山から彼女にしか見えない煙が立ち上り、まもなく緊急地震速報が鳴り響く。

彼女が再び廃屋へと向かうと、廃屋の戸を閉めようとする草太に遭遇する。煙や地震の妨害に遭いながらも、二人は戸締まりに成功する。

草太の怪我の手当てのため、2人で鈴芽の家へ向かうと、草太は日本列島の下にいるミミズの暴走を防ぐために「扉」を探して閉めているのだと明かす。

そこへ現れた白い猫・ダイジンは、草太を鈴芽が幼少期使っていた三本足の椅子の姿に変えてしまう。2人はその猫を追ってフェリーに乗るが、猫は巡視船へと飛び移って姿を消す。

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